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勘違いしないで!ちゃんと理由がある障がい者の行動3選

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こんにちは、夢みる生タコです。

街中でみる障がい者の行動。

なんとなく変な目で見たり、障がい者だからかと思ったりしていませんか?

私は障がい者の福祉施設で働いています。しかし、私も今の仕事に就く前は障がい者のことを怖いと思ったり、変な目で見たりしていました。

障がいは誰にでも生じる可能性のある身近なものです。それに、障がい者のそれぞれの行動には、きちんと理由があります。

そのため、今回は私の身近な障がい者(主に、知的障がい・自閉症)のよくある行動の特徴と考えられる理由を紹介します。

急に大声を出す

さっきまで静かにしていたのに、急に大声を出す時があります。

びっくりして、怖いなと思うかもしれません。しかし、大声を出すには理由があり、大声を出したというだけでその方や障がい者を怖い人など悪い方向で捉えてほしくないです。

考えられる理由

精神が不安定になっているからだと考えられます。

具体的にいうと

  • 急な変更やとっさの状況判断ができず、パニックになっている状態。
  • 苦手な声や大きな声(赤ちゃんの泣き声など)が嫌で、自分が大声を出してしまっている状態。
  • モヤモヤする自分の気持ちを抑えようとして、声が大きくなってしまっている状態

などがあります。

対応方法

付き添いの方に任せるのがいいと思います。次にどんな行動をするのかわからないので。

もし、付き添いの方がいなく、自分が対応しないといけない場合は、携帯している緊急連絡先に連絡するのがいいと思います。(施設などからみんなで来ている場合は、だいたい持っています。)

緊急連絡先を携帯していなく、どこから来たかわからない場合は、安心してもらえるように優しく話しかけて質問してあげるといいと思います。

何回も同じ事を言ったり、したりしている

これは街中でもよく見られる行動なのではないでしょうか?

考えられる理由

障がい者の方は、こだわりがある人やパターン化した行動がある人、自分の世界を持っている人が多いです。

また、私たちにも現状維持バイアス(変化や未知のものを避けて、現状を維持しようとする作用)が働くように、障がい者の方も変化や新しいことを避ける方が多いです。

そのため、街中でも周りを気にせず、いつものように行動しているだけだと考えられます。

対応方法

こちらも気にせず行動したり、あたたかく見守ってあげたりするといいと思います。

何を聞いてもすべてのことに「ハイ」と答える

話しかけてもすべてのことに「ハイ」と言ったり、頷いたりする方が多くいます。

また、こちらが言ったことをオウム返しする方もいます。

考えられる理由

言われていることが理解できていないけど、返事をしちゃっていることが多いです。

私も障がい者と接していて、分かっていないのに返事しているなと思うことが多々あります。そこで諦めないで工夫して接すると、こちらの言っていることを理解してもらえて、きちんと返事してくれる時もあります。

対応方法

紙に書いたり、絵や写真を使ったりして、表現を工夫すると伝わることもあるので、試してみてもいいかもしれません。

まとめに

障がいにはさまざまな種類があり、同じ障害でもその人ごとに症状や程度は違います。

私が紹介した障がい者の行動や行動理由も、同じ人間がいないように、人それぞれ違います。

そのため、上記のように一概には言えませんが、あたたかい目で障がい者を見てあげてほしいなと思います。

このブログをきっかけに、障がい者を偏見の目で見る方が1人でも減ると、うれしいです。すべての人が、過ごしやすい世界になるといいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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